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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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京都から福井近辺を走る

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昨日、好天に誘われ峠に出かけた。
 
出発は午前8時38分

どちらかというとこの京都中部近辺が好きだ。

これまで何度か走っているが、今回は走ったことがない五波峠に目標を定めた。

家内がパンダを使用中なので今日はエブリィワゴンで。

美山町のかやぶきの里からしばらく行くと、田歌の集落に着く。

そこから何気ない風に山に向かって道が開いているのが五波峠の入り口。

入ってしばらくは林業の作業に重機などが使われていて走行に注意が要った。

そのあとは快調に上っていく。

道の曲りは穏やかで特に障害はなかったが、結構長くまた細くて路盤面は荒れていたのでガタガタ揺れる。

それに落石も多い。

途中一台対向車に出合った。

☆五波峠(18峠目)

標高600m

京都田歌~福井堂本

長く狭いのでB級峠とする。

イメージ 1


その後、先日京都側からアプローチしたが積雪で通行できなかったおにゅう峠に福井県側から向かった。

下根来から結構峠を上り、こんな山中に!と思えるところに上根来の集落がある。

10軒位の集落は、ほぼ無人で廃墟と化した民家ばかりの様子だったが、1~2軒には生活の様子があったのでまだ住んでいる人もいるのだろう。

その集落を過ぎて少し行くとおにゅう峠の入り口にさしかかるが、こちらもやはり通行止めになっていた。

調べてみると、昨年の台風18号で土砂崩れがあり通行できないとのこと。

2輪では通行しているようなので、早期の開通を望む。

頂上は見晴らしの良い、絶景で撮影ポイントらしく晩秋には雲海も撮れるようで早朝には結構にぎわうときもあるという。

国道303号と並んで鯖街道だったところらしく、こんな山中を運んだのかというほど厳しそうだったが、こちらのほうが距離は短く早く運べたのだろう。

限界集落の上根来も当時は峠越えの基地としてにぎわったと思う。

時代は変化し、栄枯盛衰は世の常である。

ちなみに峠入口右側にある大規模な牛舎も一時は盛況だったが牛肉輸入自由化によって採算が取れなくなり閉鎖されたとのこと。

こちらも栄枯盛衰の無常を感じる。

イメージ 2

仕方なく来た道を戻り、小浜から303号~367号経由で能見峠に向かう。

☆能見峠(19峠目)

標高653m

府道110号の久多~能美間の峠

道が狭く細くかなり曲がりくねっていて厳しい。

何度か通ったことがあるが、一度はキツネ、もう一度は鹿を目撃。

結構近く(数m)に車を止めて観察したが、あわてて逃げるということはなかった。

イメージ 3


☆佐々里峠(20峠目)

標高720m

府道38号

全線舗装されたほぼ2車線の走りやすい峠。

ただし結構高くまで上るので峠としてはなかなかなものである。

佐々里の集落はどの方面に行っても何キロも峠道を走らないと買い物にも行けないところにある。

冬には豪雪のため、道が閉鎖されるそうで住民の生活はどのようなものか想像がつかない。

通学や通勤もどうしているのだろうか?

佐々里峠の頂上付近ではまだ桜が咲いていた。

イメージ 4

佐々里峠の頂上

結構いい道路がわかる。

イメージ 6


この後、美山茅葺の里でシトロエンDS23パラス と出会い記念撮影して帰宅。

イメージ 5


帰宅は午後4時35分

本日の走行距離:282km
走行時間:7時間57分


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