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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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廃車体21号

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2016年3月28日のこと、宮津市内。

田んぼの中に一台発見。

なぜか北国というか、雪が降る地域にこういう放置車は多い。

和歌山ではかなり頑張って探したが13号のマツダT1500しか見つからなかった。

しかし、丹波・但馬地方では面白いほど見つかる。

あちこちの田んぼの土手や山際に居る。

これもまだ新しいので、たぶん農業用倉庫として現役だろう。

そういうものが入っている。



☆ エブリィEPIターボ4WD  廃車体21号 1985年~91年

           2代目エブリィの660cc規格変更直後のモデルのようだ。

           前後のバンパーで全長を稼いでいる。

           そうであるなら、1990年3月~1991年9月

           この車には思い出も何もないが、ターボで4WDといかにもよく
           走りそうな車だというイメージはあった。

           比較的新しいので錆びも腐りも少ない。

           少し頑張れば再生可能。    レベルC

           推定放置期間15年



木がバンパーの裏側から元気に伸びてきている。



植物は動けないけどたくましい。

動けないから自分で環境を変えることができない。

だから与えられた条件の中で何としても生き抜かないといけないので、かえってたくましくなるのではないか。

仕事でも何でも、自由になにしてもいいしなんでもできるよ、というより、例えば日本の軽規格のように大きさや排気量が厳しく決められている方が、その中で様々な工夫をし、最高のものを作り上げ、更に進化させる原動力になるのだろう。


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