Quantcast
Channel: 陶志朗 暮らしの記録
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2303

ミニ不調の真の原因は・・・

$
0
0
先日スローで、かぶる・くすぶるという問題があり、プラグコードをかっちり押し込んでいなかったのが原因だと報告したが、その後も時々症状が出て安心して走れない状態だった。

電気系統が原因ではないかと、コイルを交換したが変化なし。

イメージ 1


コイル交換時にコードの接続部分が錆びていたので、きれいに磨いて接点復活剤をつけておいた。

エアーフィルター交換も変化なし。

ECU故障を疑い購入しようかと思ったが、その前にできることをと考えネットで調べた。

症状としては、スロー時に燃調がこくなるのでくすぶりエンストを起こす。

回転を上げて走ると問題なし。

ただ長い信号待ちで再スタート時はかぶりやすい。

従ってECUに正しいセンサー情報が入っていないのではないかと、水温センサー、O₂センサーを疑った。

しかし、水温が上がっているときもスローでかぶるので、そこのところは当てはまっていないような気がする。

O₂センサーは疑わしいが高価なのでチェックは最後にする。

調べると吸気温センサーに行き当たった。

エスティマで良く壊れる部品だ。

これも結構な値段がするので、エスティマの場合は10000㎞程度ごとにパーツクリーナーで洗浄している。

ミニはエアクリの蓋にくっついていてアクセスも容易なので、交換する前にこれを洗浄してみることにした。

イメージ 2


パツクリを数度前後から吹き付け完了。

(エアクリを開けているときの写真を撮り忘れたので、ネットから拝借した。このエアクリは私のとは少し形が違うが、大同小異だ。吸気温センサーはこんな形だが、蓋にしっかりくっついていて外せなかったのでそのまま洗浄した)


イメージ 3


戻してエンジンをかけると、快調そうな感じ。

試走しても問題はない。

一番の問題だったスローを10分ほどしてもかぶる兆候はなかった。

プラグを取り出し点検するときれいに焼けていて、問題はなかろうと判断した。

その後も近所を走るが問題は発生していない。

これで今回の不調は一応解決した。

このミニを引き取ってくるとき(四国のミニ専門店から、BMWミニも扱っている)これはやめた方が良いよ、と積車を手伝ってくれたお兄さんが言っていた。

確かに、タンクは錆び錆でボディにも数か所穴が開いていた。

しかし、そのほかのメカはそれほどダメージはなかったし、消耗品はほぼ交換したし、ドライブシャフトシールを交換したのでオイル漏れもミッションのすべりもない。

しかし、この不調のことを言っていたのかと今気が付いた。

そういえば、トランクルームのバッテリーに不調と書いた紙が貼ってあった。

てっきりバッテリーが不調だったのかと思ったが、こういう問題があったのだろう。

原因がわかった今になれば単にセンサーの洗浄で調子はもどったが、わからないといろんな部品を交換してもそう簡単には治らない。

故障は症状から原因を推測する面白さがあり、最小限の費用で直せればこんな気持ちのいいことはない。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2303

Trending Articles