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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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クー

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本日の歩数:6163歩
年初来歩数:2926880歩

今朝急にクーの調子が悪化した。

これまでもおそらくダニアレルギーでここ3年ほど夏には喘息様の発作を繰り返してきた。

この夏はこれまでよりは約6月に発作が始まったので、早めに病院に連れて行き薬を処方してもらったがスポイトで口に入れてもうまく吐き出してほとんどが無駄になっていた。

ダニ退治が大切と私が長年使っていた敷布団は処分。

掛け布団は10kg洗濯機で定期的に洗い、その他押し入れの布団類はすべて洗った。

あまり改善しないので畳が悪いかとすべてフローリングにした。

それから空気清浄機。

夏の暑さでやられては困るのでクーラーもいれた。

それなのに今朝起きた時はそこそこ元気だったが、朝食が終わった辺りは息が異常に荒く苦しそうで横になるのも大変そうで正座の加工で耐えていた。

背をさすってやると嬉しそうに尻尾は振るが、それ以上は何もできない。

あるいは肺炎かと以前処方してもらって飲ませていなかった抗生剤を飲ませた。

普段なら嫌がって引っかかれるが今日はそんな力もなくすんなり口に入れられた。

普通ならそこでうまく吐き出すのだが、それもなく飲み込みもせず口の中に入れたままにしていたようだがその内飲み込んだらしい。

様子を見ていたが改善せず。

午後から夕方にかけて更に弱っている。

何せ飲めず食えずで、水を指に付けて口元に持って行っても嫌がる。

こんな状態で1時間以上も待たないといけない動物病院に連れて行ってもかわいそう。

いずれにしても飲まず食わずでは、今日明日の命だろう。

思い起こせばちょうど10年前の9月27に我が家にやってきた。

まだまだ小さくて手のひらに乗るぐらい。

それが元気に大きくなり、すぐに発情するようになり仕方がないので手術をした。

病院に引き取りに行ったらものすごく威嚇して、看護師のお姉さんも怖がって手が出せなかった。

私が思い切ってケージに手を入れると一変して大人しくなり、難なく連れ帰ることができた。

あの時は嬉しかったな。

よほど信頼してくれているんだと本当にうれしかった。

そのあともどういうわけか私にはすごく懐いてくれたが、家内は餌を与えるのにあまり懐かない。

すぐに威嚇する。

娘もそれほど好きでは無いようだった。

私には怒らないし返って舐めてくれるが、同時に同じように手を出す娘には噛みつく。

甘噛みだが。

そんなこんなで楽しい10年があっという間に過ぎた。

猫の平均は15歳ぐらいというのでまだまだ大丈夫と思っていたが、そろそろお別れの時が来そうだ。

生きているものすべて、必ずこの世を去るときがくる。

私もそう遠くない日にその時が来るだろう。

別れることはさびしく悲しいが、それも生きている限り避けることができない運命のようなものだと納得するしかない。

まだ2匹残っているが、もうペットは飼いたくない。

別れが辛すぎる。

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