少し前のことになるが桜が満開のころ、岡山の醍醐桜を見がてら峠を走ってきた。
当日カメラを忘れ、スマホで撮った写真のみだったが、それもミスで消してしまい、写真はネットから借りたものばかりで申し訳ない。
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醍醐桜は1332年に隠岐の島に流される途中の後醍醐天皇が愛でたと言い伝えられるエゾヒカンの老巨木。
この写真は新聞社が同じ日に撮ったもの。
今から700年ほど前にすでに見事な桜だったことから、樹齢は1000年ともいわれている。
当日は絶好の好天で見物客も多く、かなりの山道にもかかわらず1km渋滞していて1時間待った。
☆ 醍醐桜の峠 195峠目 狭い林道で結構な急坂。岡山県真庭市
意外にも人家が点々。
桜のシーズンには醍醐桜が目的以外には近づかない方が
良い。
B級峠 ☆ ★★★ お勧め度3
醍醐桜をしばし堪能した後、岡山県第二の桜と言われている岩井畝の桜も見て国道181の首切峠に。
☆ 首切峠 196峠目 岡山県真庭市 国道181号 標高400m
峠と気が付かないほどの普通の道。
短いトンネルがある。
ところで首切りとはインパクトのある名前なので調べてみたら、戦国時代の合戦跡で処刑が行われた場所だとか、江戸時代の一揆の処刑場だったとかの説がある。
いずれにしても実際に首切りが行われたのは確かだろう。
D級峠 ☆ ★ お勧め度1
県道55に。
すぐにちょっとした峠がある。
☆ 篠ヶ乢 197峠目 真庭市 標高550m
2車線の山道。
交通量多く、生活道路の感じ。
特に印象はない。
C級道路 ☆ ★ お勧め度1
R181に戻り新庄宿に。
江戸時代の街並みが美しく残っている。
ここには日露戦争の勝利を祝って植えられた凱旋桜の並木がある。
もう100年以上たつのでソメイヨシノとしては古木になるが、手入れのかいあって皆元気の様子。
当日はチラホラ咲きの状態で、満開はこの土日ごろになるのではないか。
道の両脇には清らかな用水があり各家の玄関付近に小さな池をしつらえ,鯉を飼っているのが印象的だった。
R181さらに北に。
四十曲峠に。
☆ 四十曲峠 198峠目 トンネルの上に旧道があり走れる。
国道181号 岡山県新庄村⇔鳥取県日野町
上を西に抜ける道は通行不能。
旧道は狭く暗く峠らしい峠、しかし地元の人は結構使っている様子。
B級峠 ☆ ★★ お勧め度2
トンネルを抜けすぐに左折して県道112号に。
この道も結構な山道で険しいが、人家が点々としていて通行もある。
県道の峠に向かったが、廃道の様子のとんでもない道に迷い込んだりして結局どの峠にもよれず良い道に出た。
続いて当日最後の峠に。
☆ 傍示峠 199峠目 標高390m 新見市⇔真庭市 県道32号
2車線の走りやすい道。
峠とは言えない程度の坂。
D級峠 ☆☆ お勧め度1
ここから勝山経由中国道で明るいうちに帰宅した。
勝山はコンビニやディスカウントストアなどもあり、こういうところでは開けた街だった。