昔は鎌で刈っていた。
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私自身はほとんど経験はないが、幼いころは母は手で鎌を使って少しずつ刈っていた。
人力では速く刈れないので、当然畦道は草だらけ。
たまにきれいになる程度だった。
そのころは虫も多くて、イナゴなど大げさでなくシャワーのように左右に飛んで逃げたものだ。
最近は少し復活してきたが農薬の影響で昆虫などほとんど見られなくなった。
このしっぺ返しは必ずやってくるはず。
で、大学からしばらく都会に出て20年ぶりくらいに帰ってくると草刈り機なるものが普及していて手で草を刈る人などいなくなっていた。
それ以来土手や農道はほとんど綺麗に草が刈られて虫もあまり生息できなくなったようだ。
こう考えると昆虫が減ったのは農薬のせいばかりとは言えない。
草が深いとマムシの危険が増える。
これは草をしょっちゅう刈ることの利点で、あまり心配せずに畦道を歩けるようになった。
ただ、この草刈り作業、手で刈ることに比べればずっとましだが結構しんどい。
私はまだ機械を振り回せるし、運動と考えてやっているのでそうでもないがもっと高齢の人たちには大変な作業だろう。
田舎で草が伸びっぱなしは、特に批判されなくても肩身の狭いもので多少無理してでも刈る。
そういう相互監視の生きているところは田舎のいいところでもあり息苦しいところでもある。
今日は午後雷夕立がひどかった。
もうじきに梅雨も明けるだろう。
本日の歩数:6344歩
累計の歩数:2731311歩
本日の距離:3806m
累計の距離:1653953m
ため池のサギ