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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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猫好き、犬嫌い

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私は猫が好きだ。

可愛いからということが大きいが、一番の理由は性質にある。

自分のしたいようにしかしない、気まぐれ、基本群れない、痛くても苦しくても平気な顔をする。

逆に犬は嫌い。

積極的にきらいだ。

一度13年間犬を飼ったことがある。

その犬で本当に懲り懲りした。

犬そのものには罪はないが、性格がとにかく合わない。

人の顔色を見る、順序つけをし自分より上のものには従うが下のものは馬鹿にする、基本群れる、何をしても大袈裟、人に飛びつく、喜びの表現が大げさ。

この特質はどれをとっても私には合わない。

特にいやなのが顔色をうかがわれること。

こちらの動きに敏感に反応する。

たとえば機嫌の良いふりをすれば尻尾を振って近づくし、機嫌が悪ければ尻尾を垂れて悲しそうな表情になる。

帰宅した時など本当にうれしそうにちぎれるほど尻尾を振って、ほえたりして迎えてくれる。

こういうのは私には荷が重い。

常に監視されているようで、犬のそういう動作一つ一つが気に障る。

こちらが不機嫌な様子をしていると、とても悲しそうなので、ちょっと犬の機嫌を取るために遊んだりしないといけない。

まったく、犬に振り回されて心に安らぎがなくなる。

イライラする。

その点、猫は気楽。

私が帰ってきてもニャーと鳴いて寄ってくるが、ポンポンと叩くとすっと自分のお気に入りのところに戻る。

私の顔色を気にしているそぶりもない。

呼ぶと来たいときには来るが、来たくない時には無視。

その、好きなようにしているが必要なときだけ人に寄ってくるという行動が私も猫をそんなに気にせずにいられるので、一緒にいても心地よい。

おなかが減った時はニャーニャー鳴いてうるさいがそれは仕方ない。

ところが餌をやっても気に入らないと、ぷいっと顔をそむけて行ってしまう。

それに対しても別に気にしないでそのままにしておくと、もっとおなかが減ったら食べるのでいい。

とにかく猫は精神の負担にならず癒しになるが、犬は負担になるばかりで一緒にいるとイライラするということ。

そういう人が他にいるかどうかは分からないが、猫好きはそうではなかろうか。

猫の困る点は、爪とぎ、発情、リバース。

爪とぎで壁や柱、扉の角はボロボロ。

最初の子は避妊手術をしたが、その後ぶくぶく太って大変。

膀胱の病気にもなりやすい。

それで次からは手術をしないが、そうなると発情して困る。

我が家はすべて完全室内飼いなので、ある猫は発情してところ構わず小便をする。

普段はトイレでするのに発情すると狂ってしまう。

その小便がとにかく臭い。

押入れでも、机の上でも、台所の食器の横でもとにかくところ構わずする。

そのたびに洗濯、掃除、消毒など大変。

物によっては数度洗濯しても臭いが抜けないものもあり、捨ててしまったこともある。

後、よく吐く。

床で吐いたらいいのだが、食卓とか押入れとか本の上、座布団の上など困る。

もう何年も吐かれているので、慣れたといえば慣れた。

そんな問題があっても、猫はいい。

癒し、安らぎ。

やがてこの子たちも年を取り、衰えあるいは介護が必要になるかもしれないが、終生一緒に過ごすつもり。

本日の歩数:17116歩
累計の歩数:4095557歩
累計の距離:2457334m

サバトラ(左側)が突然死したロン。
右のウーと姉妹

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13歳で亡くなる直前のコマチ

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