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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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祖母

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今日祖母の17回忌を行った。

 亡くなったのは7月13日だったのでもう少し早くしないといけなかったのだが、迂闊にも忘れていた。

先日お寺に行った人から教えられて急遽今日にできた。

これまで17回忌というものをした覚えがない。

13の次は33だったように思うが、間違いかもしれない。

今調べると17,23,27,33,50回忌とあるようだ。

6年前が親父の17回忌だったはずで、行ったかもしれない。

1997年に亡くなった祖母なので本来なら昨年が17回忌だった。

お寺が間違えたか、昨年しなかったので今年に回したか。

年初にお寺に掲示されるのだが、見ても忘れたり見ること自体を忘れることもある。

そんなわけで急きょ行ったので、出席は私一人。

位牌堂で読経焼香で30分で終わった。

そのあとも来客があるとかですぐに下山。

何とも気軽な法要だった。

人によっては無礼だとかと言って心証を悪くするかもしれないが、私はお手軽第一でとても良かった。

私は大体おばあちゃん子で、祖母も私をとても可愛がってくれたし、私も大好きだった。

今日は祖母が亡くなってもう17年以上もたったとも思えないほど鮮やかに在りし日のことをいろいろ思い出した。

その話はおいおいできると思うが、あのような位牌や寺におばあちゃんが宿っているとも思えず、第一に霊魂など信じていないので、思い出して懐かしむきっかけができたのが良かったぐらいの気持ちで、お手軽結構である。

おばあちゃんについて残念なのは、臨終に間に合わなかったこと。

血圧が下がったとの連絡があって、病院に駆け付けたのだが、時遅し。

亡くなった後だった。

もう少し早く連絡があれば、と返す返すも残念だ。

もう一つ。

亡くなる前にしきりに帰りたい帰りたいと言っていたが、帰っても看病できないとかなんとか思ってしまって結局そのまま病院で亡くなった。

あの時、多少早く亡くなったとしても家で亡くならせてあげればよかったと、とても後悔している。

私だって、死ぬときは家で死にたい。

いずれ必ず来るその時は慣れ親しんだ家で、出来れば家族に看取られて旅立っていきたいと思うのは自然でもっともなことだ。

私は病院で多少長く生きるより、家で早く逝くことを選ぶ。

本来は今年だが、来年になりそうな親父の23回忌。

忘れずに執り行いたい。

本日の歩数:4154歩
累計の歩数:4113812歩
累計の距離:2468287m

菩提寺の山門

イメージ 1

位牌堂。
どういうわけかなかなかピントが合わなかった

イメージ 2



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