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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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墓掃除

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本日の歩数:10112歩
年初来歩数:2024743歩

毎年この時期にはお墓の掃除がある。

身墓といって実際に埋葬していた場所の草刈りなど。

最近は火葬場が整備されたので、土葬する人はなくなったが10年ほど前まではここに埋葬していた。

朝7時から。

夏は涼しいうちに終わろうとの意識が強いので、朝が早い。

イタ美も気になってはいたが、村の時間に遅れてはいけない。

この地域は時間に対する考えが他とは違う。

長老は指定の時間の30分前頃には集合し始める。

私たちもそれに遅れるわけにはいかないので、自然と早くなる。

よって7時集合といっても、実際は6時45分にはほぼ揃う。

全員集まれば始まるので、終わるのも結構早い。

今日は8時過ぎには終わった。

そのあと家に帰って一休みして今度は参り墓の清掃。

家に帰った8時半にはイタ美は息をしていなかった。

そのままでは可愛そうなので急いで、かねて定めていた大きな桐の木の根元に穴を掘った。

埋葬し、花を手向けたのは前回書いた通り。

参り墓の清掃は10時には終わり、お盆を迎える準備はできた。

お盆というきっかけがなければ掃除もしにくい。

田舎には様々な行事が残っており、私はそういうことは苦手であまりしたくないが、ご先祖様の残してくれたことは最低でも次世代に引きつないでいかないといけない。

写真は埋葬のため穴にいれたイタ美の最後の姿。

安らかに眠れ。

イメージ 1






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