ラジエターキャップを開けたら普通は不凍液が見えるのだが、こいつは全く見えず赤さび色の内部の金属が見えるだけ。
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近々燃料ポンプの修理ができるので、たぶんエンジンがかかる。
その時に水が入ってないとまずいことになる、というので点検した。
教えてもらった通り、フロントグリルを外して右隅にあるラジエターの下側の水温計を取り外す。
と簡単に言っても、取り外し方がわからない。
ねじとかで締めてあったら回せばいいのだが、どうも違う。
プラスチックの部品で押さえてあるようだ。
このプラというのが曲者で、古くなるともろくなりすぐに壊れる。
そうならないよう力をセーブしながら動かすために力を入れるという微妙な加減でごそごそやっていると、押さえのプラ部品が外れた。
そのあとセンサー部だが見たところネジも何もない。
そっと力を入れて揺らしながら引くと外れた。
ただ差し込んであっただけ。
しかしそんなことでよく水圧に耐えられるものだ。
たぶん、ラジエターは昔よくあった開放型なんだろう。
抜けると冷却液がちょろちょろ出てきた。
ガソリンタンクと違いさび色にはなっていないが、緑は薄くいかにも古そう。
ホースをキャップ部から突っ込んでしばし内部洗浄。
ついでにサーモスタットも外して、エンジン内部も洗浄。
こちらは今のところ問題はなさそう。
元に戻してLLCを入れて今日は終了。
後、エンジンをかけてエア抜きをする。
ガソリンタンクの燃料ゲージを外した。
予想通り錆がひどく、フロートの動きにしたがって動くはずの部分が固着して動かず取り出しに手間取った。
錆を落とし、試しに電極間での導通を測ってみる。
フロートの動きに従って抵抗値が変化するはず。
ところがこれが非常に不安定。
うまく動くときもあれば、全く反応しないときもある。
仕方がないので、爪を起こして分解し、内部のリード部を曲げ抵抗に密着するようにした。
組み立てて測定してもやはり不安定。
仕方がないのでこの部品は購入することにする。