国道176号丹後方面与謝野町。
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国道わきにおしりをこちらに向けてそいつは居た。
早速チェック。
スズキアルト。
☆スズキアルト 廃車体16号 2代目後期型(ビーム)86年5月発売
1984年~88年
エンジンF5A型 553cc 水冷直列3気筒 SOHC
31ps/6000rpm 4,4Kgm/4400rpm
腐りも少なく再生可能 レベルC
推定放置期間15年
アルト47万円という衝撃的なコマーシャルで大ヒットとなった車の2代目。
初代は2ストロークで排ガスも汚く燃費も悪かったが、低価格ということでヒットした。
さらにスズキの事情で排ガス規制適合に苦労していた時期だった。
ライバルのダイハツにエンジンを融通してもらうといった屈辱を味わったのもこの初代の時期。
それに対してこの2代目は、初代の大ヒットで余裕が出来たスズキの渾身作品?だった。
フロントにディスクブレーキを採用したり135r12サイズ!のラジアルタイヤを採用したり、ツインカム、ターボと新機構を次々採用した意欲作だった。
順調に売り上げを伸ばし、スズキの軽が日本の軽の代名詞になる基礎を固めた車だった。
一度これの2速ATに乗ったことがある。
それなりに良く走るし、クーラーをかけても走ることに驚いた。
それまでの軽はクーラーが付いていても、パワーが足りなくて実用には厳しかったから、この車で軽でもクーラーが使えることに感心したものだ。
さすがに2速ATは厳しかった。
1速で思い切り引っ張って2速に入るが、ショックが半端ではない。
それでもATが使えるだけでよかったけど、製品としては何ともちゃちなものだった。
3気筒のエンジンはよく回りよく走ったのでこれはすぐれものだ。