Quantcast
Channel: 陶志朗 暮らしの記録
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2303

主治医の話

$
0
0
本日の歩数:8882歩
年初来歩数:3062539歩

午前、病院で主治医の話を聞いた。

手術はうまくいったこと、その後別の箇所で出血があったが、止血剤で対処したこと。

今は安定しているが、炎症反応が残っていること。

食事がほぼ摂れていないので体力の回復が悪いことなどを聞いた。

ほぼ予想通り。

今後の回復だが、良くて車いす程度だろうということ。

高齢のこともあり、以前と同じようにまでは回復しないだろうという見通しだった。

ほぼ寝た切りになって家にいるなら、常時誰かは附いていないといけない状態になるらしい。

これも予想通りというか、現在の様子を見ていたらやむを得ない。

現在は退院とかリハビリという段階ではなく、まず食事がとれるようになることと、傷がふさがり炎症反応が正常になってからのことのようだ。

本人も何か言おうとしているが、声が上手に出せないので聞き取れない。

声が出せないほど弱っている。

私がしつこく話しかけると目を開くが、それ以外は眠っている。

かなり時間はかかりそうだ。

焦ることはダメなので、今期強く見守るよりほかにない。

あまり食事が摂れないようだと、胃ろうも考えないといけないというのは昨日書いたが、今日は本人に尋ねてみた。

お腹に穴を開けて食べ物を入れるという説明が分かったのかわからなかったのか。

考える様子だったが返事はなかった。

理解していたとしても、普段から考えていない限り難しい問いではある。

もしも本人の明確な返事がないまま昏睡状態とかになれば、私たちが決断しないといけない。

さてどうするか。

これまでに、家族ではそれは止めようという話になっていたが、いざ実際にその場になると難しい決断だ。

人間、生を全うするのは結構大変だ。


今朝早朝、障がい者の施設で大量殺人事件が有った。

犯人は元職員で、障がい者は不要なので殺したなどと言っているらしい。

本人の精神に問題が有るにしても、基本的な人権という考えがない。

こういうことはしっかり教育しておかなくてはいけないとつくづく思った。





Viewing all articles
Browse latest Browse all 2303