シフトがバック固定になってしまって、黒い部品が落下していたことからシフトリンケージ関係の不具合ということはわかった。
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こういう時は、電話で教えてもらっても部品が無ければどうしようもないと思ったので、急きょ電話相談ではなく緊急駆け込みピットとしてお願いすることにした。
おおよその場所はわかっていたが、詳しくはわからないのでネットで調べるとすぐにわかった。
ナビをセットして出発。
流石ナビ、一度も間違わずに到着した。
うまい具合にご本人にすぐ会えて、部品を見せると即座にどこが壊れているかわかって、裏でごそごそ。
部品と、シフトリンケージの1部を持ってきて具体的に説明してくれた。
リンケージの関節の形の受け側のプラ部品が割れて落下したらしい。
これは3か所あるが、よく壊れるのは一番上側らしい。
この部品ははめ込むのがとても硬くて難しいということや、お湯で温めれば柔らかくなって入れやすいということも教えてもらった。
部品は予備も含めて2個渡してくれた。
代金を聞くといらないとの返事。
ビアンキの部品なら、どんなに細かいものでも数百円はするが、それを無料でくれるという。
さすが太っ腹!
早速帰宅しもぐってみると、言われた通り一番上側が外れていた。
真ん中で光っているのが外れた関節の差し込み側。
最初は車体に付けたままはめ込もうとしたが言われた通り硬すぎてどうしようもない。
リンケージを外して取り出し、お湯で煮てはめようとしたがそれでも無理。
硬いというか、手では当然ダメでウオーターポンププライヤーで挟んでも入らない。
もっと柔らかくしないとダメということで、ガスバーナーで燃えない程度に加熱して、ウオーターポンププライヤーで挟んだらようやっとのことで入った。
しかし、もっとちゃんとうまく入れられる方法はなかったものか。
材質の問題か設計の問題か知らないが、うまくないことは確かだ。
どうしてもこんな入れ方をすればかなり壊れてしまう。
それでもいいのかもしれないが。
更に関節をはめ込むのもすごく硬い。
ゴムハンで叩いたり、ウオーターポンププライヤーで挟んだり。
かなり無理やりにはめ込んだ。
組み立てでは何度かやりなおしたりしながら、5時頃には出来上がり試走。
問題なくチェンジできて一安心と思えば、スローが続かない。
アクセルを戻せばエンスト。
調べてみれば、1本エアーのホースがつながっていなかった。
そこをつなぐと、スローは問題なくなった。
理屈はわからないが、これも重要な役割を果たしているのだろう。
作業が終わった時には、少し暗くなりかけていた