Quantcast
Channel: 陶志朗 暮らしの記録
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2303

BMWよりパンダ

$
0
0
去年の夏に家内の買い物用としてBMW118を買った。

しかし、買ったときからハンドル重い、うるさい、狭い、シートが硬い、出足が遅いなど不満が続出。

一定の支出をしたことだし、少し辛抱してよと言いながらだましだまし今まで来たが、先日我が家に来たパンダに乗ってみて、こっちのほうが良いということになった。

パンダといってもとても地味な2代目ニューパンダで、限定車の100HPというグレードでマニュアルしかない。

実は数年前、BMWの前に乗っていたプントのその前はこのニューパンダだった。

普通の1200のデュアロジック5速オートマのやつ。

これは、そこそこ気に入っていたが、デュアロジックの変速感覚に慣れなかって、プントのCVT のほうが良いかとそちらに乗り換えた経緯がある。

さらに古い話になるが、このパンダの前はプントのスポルティングアバルトという5速マニュアルに乗っていたが、1速から2速に入れるのが堅くて腕が痛いということで手放した。

これが記念すべき、我が家のフィアット熱を燃え立たせる火種になった車だ。

エンジンのふけ上がりは鋭く軽いし、操縦感覚もクイックで気持ちの良いものだった。

パンダはそれに似ていたが、何せシングルクラッチの自動変速の出来が良くなかった。

というような経緯でまたパンダに戻ってきたわけだが、先日我が家に来たパンダは私用で、家内のではない。

オクにもう一台安くで出ていると教えたら、それがいいということでさっさと落札。

今手続きの途中だ。

イメージ 1


これが来れば、BMWはおさらば。

改めて印象をまとめるならば、BMWはドイツの実直なお父さんという感じ。

質実剛健で口数は少なくしっかり自分の意見は持っている。

包容力があって体力も力もある真面目なお父さん。

しかし、面白くないんだな。

真面目一筋、実直一筋は人生ではよいかもしれないが、少し遊びも欲しいし、あまりにも頑固すぎて付き合いにくい面もある。

見た目はともかく、結構鈍重で、駆け抜ける喜びというよりも運転する憂鬱とでもいえばよいような感じ。

対してパンダはラテンの陽気なお兄さん。

調子よくて明るくて話も聞いてくれるし、面白いところに遊びにも連れて行ってくれる。

身が軽いので運動も得意だ。

問題はちょっと体が弱い。

よくあちこち病気になるというところかあるかな。

最近は結構頑健になったそうだけど。

どちらが付き合って楽しいかというと、人それどれだが私たちはラテンのお兄さんがいい。

そんなわけで、もうすぐ我が家はパンダを二匹飼うことになる。

長男はプント。

次男は血迷って買ってしまったディアマンテがどうにもならんので、何とか早く処分して次は2代目のチンクエチェントなんて言ってるし、やっぱりみんなラテンカーが好きなんだ。

長女は現在教習所。

運動神経がないというと言いすぎだがそれに近いので、実地があまり進まないらしい。

免許取得直後の生け贄カーにはランサーセディヤワゴンを用意しているが、それで運転に慣れたら、おそらくラテンカーに行くだろう。

パンダからランサーセディアワゴンに乗り換えたら、あまりの遅さについついアクセル一杯踏み込んでいた。

これまでいつも乗っていたのだが、ホイルや車体に鉛が仕込んであるような重さに感じてしまった。

パンダとは全く違っていて驚愕したものだ。

セディアワゴンだって乗りやすくていい車なんだが。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2303

Trending Articles