今朝は本格的に霜が降っていた。
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霜の降る朝は大抵スカーッとした青空で、きりっと冷たい空気が気持ちいい。
小さい時の思い出がある。
私が小学生の高学年の頃のことだと思う。
11月初旬ことだった。
とても晴れた朝で澄んだ濃い青空が広がっていた。
刈った稲は乾燥するため稲木に架けておく。
その朝は稲木に架けた稲を下ろして脱穀する予定だった。
今では稲刈りは9月には終わってしまう。
11月にまで作業が残っているのは、冬に麦を作っていたためだ。
麦刈りは5月になる。
そのあと田んぼを鋤いて田植えをするのは6月。
そうなると稲刈りは、早くて10月になる。
ということで稲刈り後の作業は11月になっていた。
父は国鉄に勤めていたので農作業はいわゆる三ちゃん農業。
じいちゃんばあちゃん母ちゃんの3人で行う農業だ。
私が身が軽いから稲木に登り、上から順に敷いたむしろに落としていく。
記憶しているのはそのあたりまで。
きっとそのあと脱穀し、籾を庭に敷いたむしろに広げてさらに乾燥したのだろう。
祖父も、祖母も、父ももうこの世にはいない。
みんなするべきことをし終えて、あちらに逝ってしまった。
母だけは92歳でまだ健在。
体は少々不自由なところもあるが、頭はしっかりしている。
週2回デイケアーに行き、それ以外の日は車を押しながら近所を散歩したり、簡単な農作業をしたりしながら過ごしている。
遠い昔の断片的な記憶が霜と共に残っているのは、その時の澄んだ空気と青空と霜とが強く印象に残っているからだろうな。
本日の歩数:16493歩
累計の歩数:4130305歩
累計の距離:2478183m
いつも通る木の橋の上に降りた霜。
西の山の上にあたる朝日。
昔は松茸が沢山出ていたが、松が枯れて全く出なくなった。
代わりの雑木が伸びて、紅葉がきれい。
夜は171年ぶりという後の十三夜。
ミラクルムーンというらしい。
ミラクルムーンというらしい。
と言っても普通の月。
薄い雲の向こうにあったが綺麗に撮れた。