インフルエンザの予防注射に行ってきた。
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母と子供2人と私。
家内は勤務先で受ける。
カナダの長男はどうなっているのか・・。
これでかかっても症状が軽く収まるだろう。
というか、罹らないようにしないといけないが。
母のように高齢者にとっては、インフルエンザは命取りになる。
エボラ出血熱で沢山亡くなっているといってもまだ数千人規模。
インフルエンザでは数十万人規模で毎年亡くなっているらしい。
それだけ怖い病気。
私も持病があるので、病気にかかってはまずい。
体の防御作用で血糖が上がるようだ。
結果、糖尿が悪化して危ないということ。
これまで酷いインフルエンザに2度かかったことがある。
一度目は高3の時。
受験間近の1月だったと思う。
結構苦しく熱も40度近く上がったと思うが、1週間ほどで復帰できた。
そのせいではないが、滑り止めから本命の国立まで全部不合格。
浪人を余儀なくされた。
その時はクラスの半数以上がかかったのだから、もう少し健康管理が学校としてちゃんとなされていたらよかったのにと思う。
クラスメートのK君はインフルエンザが重くて受験前の大切な時期、一ヶ月近くも寝込んだ。
そのおかげで浪人、一浪で私立に受かったが本命ではないということで行かず、結局十浪ののちに国立の医学部に入って、今は医者になっている。
本人いわく「親のすねは太かった」
本人いわく「親のすねは太かった」
名言だ。
次に罹った人生最大最悪のインフルエンザ。
結婚し実家に帰ってきて数年後のこと、四〇歳を超えていた。
当時幼い子供と家内との四人暮らし。
もちろん母は居るが別棟の、いわば別の家。
母は幸い罹らなかったが、迂闊に看病でこちらに来て罹ったもまずいということで、知らせていなかった。
きっかけは子供。
保育園でもらってきて瞬く間に二人とも罹った。
同じ部屋で寝起きしているので当然私もかかる。
その時は熱がどんどん上がった。
次の日には家内もダウン。
家族全員が倒れてしまった。
これには困った。
看病するものがいない。
この時の熱は空前絶後。
なんと40.5度まで上がった!
40度超えるなんて今でも信じられない。
37度にもなるとふらふらして仕事もできない、熱に弱い私なのに、40度突破する事態に陥るとは想像だにしていなかった。
体は重く力が入らず重力が10倍になった感じでただこたつで寝ているだけ。
べたっとして動けず、トイレに行くのも相当な努力がいる。
だが、家事も少しはしないと家内も動けないし。
必死の力を振り絞って食事の用意をしたり、ものを食べたり。
さすがに買い物には行けず、冷蔵庫のものと乾物でしのいだ。
当時はタミフルなんてないし、医者にも行かずただひたすら回復するのを待つだけ。
若くて体力があったからそれでよくなったと思う。
数日で熱が下がって動けるようになり、徐々に全員治っていったが、このときは本当に苦しかった。
わずか数日で4キロ体重が減っていた。
それもすぐに戻ったが。
今その4キロが減らなくて困っている。
あの時ぐらいのちょっぴりの食事なら、すぐに4kgぐらい減らせるだろうけど。
幸いにもそれ以来20年、重い病気はしていない。
40度超えもいまだに家族全員で経験がない。
家族内ではギネスもの。
この熱に弱い私が40.5度で何ともならなかったというのも不思議。
中国でぽつぽつ出ている新型のインフルも、万一罹っても話題のアビガンという薬でたぶん大丈夫だろう。
以前はヴィールスに効く薬はないということだったが、研究者の努力のおかげで、有効な薬が開発され、多少は安心できる。
本日の歩数:14108歩
累計の歩数:4144413歩
累計の距離:2486647m
戦国時代の武将、
波多野氏の居城「八上城」のあった高城山。
今日はもやで霞んでいる。
霧の出たときは、雲海の上に顔を出しているはず。
城跡があれば天空の城であったはず。
今は石垣すら残ってはいない。
落ち葉の季節。
コケと落ち葉の色の対比が美しい。