本日の歩数:15131歩
年初来歩数:1465835歩
久しぶりに電車に乗った。
この前乗ったのが去年の夏、埼玉に車を引き取りに行くとき。
そしてその前が、4年ほど前に高松に車を引き取りに行くとき。
と、考えると電車に乗るのは車を引き取りに行くときしかない。
電車に乗ると風景が好きで、少しでも混んでいると無理には座らず、外の風景を見ている。
子供のころはよく乗った。
まだ電車でなく汽車だった。
蒸気機関車が引っ張るときもあれば、ディーゼル車が引くときもあった。
もちろんディーデル歓迎。
蒸気の方はとにかく煙が嫌だ。
トンネルの多い場所を通るのだが、入る直前に窓を閉める。
夏など冷房はないから窓を開けているのだが、トンネルで煙が車内に入ると埃の粒が目に入り、痛くて仕方がない。
ということで、動きにくい窓をさっと閉めて、さっと開けるのにはコツと多少の力が要った。
そんなことはたいてい大人の仕事だったが。
今では喜ばれる蒸気機関車も当時は嫌われ者だった。
これは小鉄。
もう一つ。
車内には多くの人が乗り合わせるが、一時だけすぐ近くに、混んでいればそれこそ触れ合うぐらいまで近づくのに、降りてしまえば全く関係なくなる。
まだ毎日通勤通学で乗る人はあるいは顔見知りぐらいにはなるかもしれないが、私のようにごくたまにしか乗らないものにとっては、これが最初で最後。
もう一生会うこともない。
たとえ会ったとしてもその人がだれかは全くわからないだろう。
そう考えるととても不思議な気がする。
他愛のないことだが、私のようにたまにしか乗らない人は同じようなことを考えているのかもしれない。