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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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娘と見舞い

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本日の歩数:16617歩
年初来歩数:3268338歩

朝、娘を連れて母の見舞いに。

母は相変わらずの様子で、話をしようとしゃべるが口がうまく回らず(手術直後より悪化)意味がくみ取れない。

それに声が小さく物音に書きかされがち。

娘が行って喜んでいる様子だったが、さほどではない。

この母は一般のばあちゃんと比べて大いに変わっているところがある。

それは、孫に対する関心が異様に低いということ。

孫はかわいいというが、母はほとんどそんな仕草は見せなかった。

長男次男の区別もつきにくいほど。

2年ほど長男が海外に行って帰ってきても、帰ってきたとは認識できず、いつごろ帰ってくるかだの、今どこに行ってるだの聞いたことがあった。

やや認知が入っているとはいえ、背の高さも顔も明らかに違うが、その区別ができないほどあまり見ていなかったということだ。

要するに関心がない。

誕生日なら、祖母が生きていたときは孫の私に必ずタイを買ってくれていた。

今から思うともったいないの一言で有りがたや有りがたやであるが、当時はそんなものと思っていた。

ちなみに私は子供の誕生日にタイなど買ったことはない。

斯様に不思議な母であるが、今日は少しうれしそうにした。

家内のことはすっかり忘れて思い出せないようだが、末っ子の娘は覚えていてちゃんと名前を言ってくれた。

娘の感想としては、歌丸師匠みたい。

手術で頭をそり上げ、食が細くてガリガリに痩せているので言われてみるとよく似ている。

どちらもまず食べることが当面の課題になる。

師匠はその前に病気(腸閉塞)を治さねばならないが。

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