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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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こんなに近くに!

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昨日のことだが、所用で隣の市に行った。

ついでに何度か訪れたが、会えなかった小さな修理工場に行ってみた。

そこには私の気になるイタリアの車がたくさん置いてある。

プント、パンダ、ロメオ、チンクなど。

以前にはすごく珍しい初代のムルテプラもあった。

その時も工場の中にはナンバー付のチンクがあって、エンジンフードを開けていて修理しているようだった。

表にあるチンクのレースカーの残骸のようなものが格好いいので、ずっと以前から気になっていて何度か行ってみた。

シャッターは開いているが、中には人がいなくてずっと眺めるだけで終わっていた。

昨日も人気はなかったが、中を覗いていたらチンクの向こうからひょいと立ちあがった人がいてちょっと驚いた。

何のことはない、車の下にもぐっての作業中だったのだ。

私の気配を察して作業を中断してにこやかに対応してくれた青年の声には、どこか聞き覚えがあるような。

ぼちぼち自分の紹介をしながら、青年の話も聞いていくとなんと、先日の長野のヒルクライムレースの会場に行っていたという。

レース出場条件に公道が走れる車両というのがあってーというのも公道を締め切って走るので車検・ナンバーのあるものでないと許可が下りないーたいていのレース車は車検がないので自分は出場できなかったというjことで、主催者の車を積載車で運ぶ役をしていたそうだ。

コース中にはギャラリーコーナーがあって、そこで応援したり写真を撮ったりしていたんだが、その時私の後ろにいて大きな声で話していた人がその人だった。

道理で聞き覚えがあるわけだ。

どういうわけか私が話すといつも聞き役になる。

私は自分のことをそれほど話そうとは思はないが、自分のことを他人に話したい人は多いのだなと思う。

昨日も最初こそ私の紹介を少ししたが、そのあとは一つ尋ねると10答えてくれるという状態で、ほとんど独演会のようだった。

私はそんな人の話を聞くのが好きなので、それは歓迎するところでいろんなことを教えてもらった。

こんな近くに私と同じような車趣味を持っていて、そういう行動をしている人がいるとは驚きだった。

これからちょいちょいお邪魔しようかなと思う。

何より車のことを聞いているだけで楽しい。

左が気になっていたチンク。
書類がないので公道復活は無理、だそうだ。
あきらめた。

イメージ 1




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