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Channel: 陶志朗 暮らしの記録
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叔母さん

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本日の歩数:18075歩
累計の歩数:492360歩

昨秋に大腸がんで手術し、その以前からうつ気味で調子が悪かった叔母さん。

今日久しぶりに見舞いに行った。

がんの手術はほぼ癒えて、今はうつの治療にあたっている。

病院は主に認知のお年寄りが入るようなところで、全体に暗い雰囲気だった。

病室は女性フロアーということで全体にピンク基調で暖かい感じだが、エレベーターを降りたホールが小部屋になっていて、そこからインターフォンで連絡してナースに鍵を開けてもらわないと廊下に出られないという、まさに徘徊・外出防止の構造になっている。

ひと月半ぶりにあった叔母さんは驚くほど元気になっていて、以前は満足に話もできなかったのだが、今では普通に快活に話せるようになっている。

それに、手術のあとは1か月以上口から食事ができなかったが、今では病院食はまずいがすべて食べるというほど回復していた。

移動は車いすと聞いていたけれども、しっかり二本の足で歩いていた。

あと十年は生きると元気いっぱいだった。

なんだか元気すぎて心配なほど。

自活できるようにもうすぐリハビリ専門病院に移るということで、あの様子なら早い方がいいだろう。

一人だけの息子(私の従弟)も昨日前立腺の手術をして帰って来たところとかで、今は何かと大変な一家だ。

どんな人生にも家族にも山谷はある。

今は谷だが、また山もあることだろう。

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今朝スズメが小屋に迷い込み、私が知らずに行ったらあわてて逃げようとして明り取りの窓に激突、墜落した。

助けようと手を伸ばしたら必死の力を振り絞ってよたよた飛んで逃げた。

しかし、そこにカラスが。

カラスは丈夫なものには手を出さないが、飛び方のおかしなものはすぐ襲う。

遠くにいたはずが、あっという間に飛んできた。

カラスは目ざとい。

鋭い爪に捕まえられるっ!と思った瞬間、するりとのがれてまた小屋に入ってきた。

もう飛べそうにないので、そっと拾ってカラスの目につかない方の藁の上に置いておいた。

しばらくそのままじっとしていたが、やがて元気そうに飛んで行った。

カラスにも見つからなかっただろう。

イメージ 2


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